Q&A / 教育方針を知る

個性を伸ばす・
しつけのあり方を考える

内向的な子どもの個性の伸ばし方や、体罰・しつけの歴史的な変遷について、よくいただくご質問にお答えします。

Q内向的な性格の子どもは、どう伸ばせばいい?

Aスーザン・ケインの著書によれば、赤ちゃんを45分間観察すると将来内向型になるか外向型になるかがある程度予測できるといいます。内向性は「刺激に敏感」という生まれつきの性質であり、内気とは異なります。「主体性=外向型」という思い込みを手放し、ひとりで黙々と取り組む粘り強さも立派な主体性だと考えています。

出典:15号

Qしつけと体罰、歴史的にどう考えられてきた?

A体罰の歴史をたどると、宗教的な「贖罪」の意識や、子どもの存在を軽んじる文化的背景があったことがわかります。日本でも古代には体罰的な風潮があった一方、江戸時代には体罰を戒める言葉が多く残されています。教育には「外」から教え込むか「内」から引き出すかという2つの流れがあり、当園は後者の立場です。

出典:13号

Q体罰を容認する人の割合はどう変化している?

A2017年の調査では6割の人が体罰を容認していましたが、3年後には2割減少しました。体罰が子どもの自己肯定感を下げ、脳科学的にも悪い影響を及ぼすことが広く知られるようになったためです。ただし、園長が「善意」で体罰を行っているケースもあり、価値観そのものの変化が必要だと考えています。

出典:26号
このコーナーについて
夏見台幼稚園・保育園が2015年頃より配信してきたニュースレター(現在100号以上)の中から、 テーマ別に再構成してお届けしています。文中の研究・書籍の引用は、園主・鳥居徹也および 名誉園長・南部愛子が実際の保育の中で参考にしてきたものです。

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