H18.12.15(金)宮崎県教育委員会主催講演 約200名

  

宮崎は暖かかった。
しかし会場は宮崎市ではなく都城市。
車で1時間ほど南下する。
鹿児島は目と鼻の先だ。
しかし地形の関係で宮崎市内より寒い。
雪も降るそうだ。

  

教育委員会の奥村先生と行き帰りの車中でいろいろとお話した。
農業高校について意見交換。
農業高校というと、申し訳ないが私には「荒れた学校」というイメージしかなかった。
しかし宮崎(というか九州、そして東北)の農業高校は違うようだ。
非常にレベルが高い。
それはやはりその出口と関係している。
牛そして地鶏など。
産業として勢いがあるのだ。
ブランドが確立されているので農家はリッチだ。
だから高校生も一生懸命だという。

新宿駅南口に宮崎の特産物を扱う店がある。
12月に実習の一環として高校生が店頭で販売するらしい。
飛ぶように売れるらしい。
また奥村先生は高校生に言うらしい。

「東京の消費者のニーズを知れ」

何が求められているのか。
何が高価で取引されるのか。
また「高校生手づくりの」という冠はこれだけでブランドになる。
店頭で

「農薬使ってますよ」

といっても

「でも安全でしょ」

とお客さんは喜んで買っていくそうだ。
高校生はインチキしないというイメージがある。
なるほど。
また確かに専門高校の特産物はうまい。
八戸水産高校の缶詰とかおいしかったし。

奥村先生と色々とお話していて楽しかった。
これが本当のキャリア教育だと思った。

戻る